ピッチ系炭素繊維クレカ
ピッチ系炭素繊維のパイオニアとしての技術が詰まっています
クレハの炭素繊維＜クレカ＞は石油ピッチが原料。
1969年、クレハは世界で初めてピッチ系炭素繊維の工業化に成功しました。
以来、純度の高さと繊維の柔軟さ、幅広いラインナップで世界の産業界から高い評価を受けています。
特長
- 軽量
- 優れた耐薬品性・耐熱性・摺動特性
- 含有不純物が少なく、耐酸化性に優れ長寿命
- 高温炉用断熱材から摺動用各種コンパウンドまで幅広い用途での採用実績
- ピッチ原料から最終製品（チョップ・フェルト・断熱材）まで一貫した製造体制を構築
- グローバルな生産販売の供給体制
クレカを原料とした製品
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- クレカフェルト
- 炭素繊維を原料とした不織布
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- クレカFR
- ＜クレカフェルト＞を原料とした成形断熱材。板、筒状を基本にしてご要望の図面に合わせて加工が可能
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- クレカチョップ
- 炭素繊維をカット、粉砕した製品
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- クレカペーパー、ベールマット
- ＜クレカチョップ＞を原料とした紙状の製品
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- クレカクロス
- 炭素製品を紡績し、織物にした製品
主なクレカ製品の特長と使用例
クレカFR
原料繊維の耐酸化性・純度を活かした不活性雰囲気の高温炉用断熱材。
- 高純度による断熱材の長寿命化及び非処理物へのコンタミネーション（混入）防止
- 長繊維と短繊維系の断熱材ラインナップ
- 日本・中国での複数拠点による供給体制を確立
用途例
- シリコンインゴット（太陽電池・半導体向け）製造炉
- サファイア・光ファイバー製造炉
- 各種熱処理炉
クレカチョップ
原料繊維を0.1mm～数㎜の長さにカットもしくは粉砕する事で、各種プラスチック、合成ゴムなどの添加材としてご使用頂いています。ベース樹脂の摺動性を維持した上で定圧縮ひずみ特性を発現します。
用途例
- ディスクブレーキパッド
- クラッチフェーシング
- ガスシール用ガスケット
- シールリング
- パッキン
- ライニングコート
クレカフェルト
＜クレカFR＞の原料であるフェルトも断熱性能を持っています。
同じく高温炉用断熱材として使用されており、柔軟性を活かして複雑な空間への充てんも可能な特長から炉内補修材としても使用されます。
- 高純度による断熱材の長寿命化及び非処理物へのコンタミネーション（混入）防止
- 低発塵性による炉内汚染の低減
用途例
- 各種熱処理炉用断熱材
- 炉内補修材
グローバル体制
世界に2ヶ所の製造拠点と4ヶ国にある営業拠点。高まる需要にも強固なグローバル体制で対応しています。
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