Recruiting 2019 KUREHA

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河野 通尭

河野 通尭Michitaka Kouno

部署
機能材製造部
出身学部
工学研究科 共生応用化学専攻

01

学生時代に取り組んだことは?

合気道部に所属、週3~4日は稽古に励んでいました。合気道の稽古は礼儀を重んじており、義を欠く行動をすると容赦なく厳しい指導を受けました。気を抜いた行動をすると、自分はもとより相手に怪我をさせてしまうリスクがあるからです。武術を磨いただけでなく、礼儀作法や相手に敬意を持つことの大切さを学びました。研究室では企業の実験設備を借り、海水中のストロンチウムを吸着する繊維の開発を100kg単位のスケールで行っていました。

02

クレハに入社した"決め手"は?

学生時代の経験から、化学の分野でモノづくりに携わりたいという思いがありました。数ある化学メーカーの中でクレハに決めた理由は、ズバリ“人”です。先輩社員と面談する機会があったのですが、とてもリラックスして楽しく話すことができました。他社ではどこか事務的な対応を受けたので、とくに印象に残り、このような先輩のいる会社なら、自分らしさを発揮して働くことができると思い入社を決めました。

03

現在の仕事内容はどんなことですか?

プラントにおける生産性改善・新製品生産対応とお客様対応の二つの仕事をしています。前者で今取り組んでいるのは、PVDF(フッ化ビニリデン樹脂)プラントのユーティリティ使用量の削減です。自然保護の観点からプラントから排出される排水や排ガスの削減は重要なテーマになっています。後者はお客様から要請のあった事項への対応です。品質上の課題や要望が発生した時に、お客様からいただいた課題の本質を探り解決していく仕事です。クレハを代表してお客様のもとに足を運ぶので、大きな責任を背負っています。

04

業務を通して成長を感じたことは?

担当している業務に優先順位を付け、効率的に業務に取り組むことができるようになりました。学生時代は一つの研究テーマを深掘りしていけばよかったのですが、今は複数の業務を同時並行で処理する必要があります。特にお客様対応は最優先に行わなければならないので、効率的に業務を進めるためには知恵が必要です。関連部署の人と連携する場面も多いので、相手のスケジュールを勘案して業務を組み立てる能力が磨かれました。

05

今後、クレハで実現したいこと、挑戦したいことは?

現在、私が取り組んでいるプラントから排出される排水や排ガスの削減の検討は、いずれ中国へ水平展開していくことを目指しています。PVDFは今後、需要の拡大が見込まれていますが、中国では環境問題が重視されており、規制は厳しくなる方向です。排水・排ガスの削減はまさに喫緊の課題であり、そこに貢献することが私の目標になっています。また、このテーマでは多くの部署の方に協力をいただいており、この機会に自分の顔と名前を覚えてもらえればと思っています。

06

あなただけが知るクレハ自慢は?

クレハでは、プラントと研究所が同じ敷地内に立地しているため、同じ会議に出席して両者の観点から意見を交換する機会が多くあります。プライベートでの交流も盛んで、和んだ雰囲気の中での情報交換も活発に行われており、業務の役に立っています。また、最近では製造部門と研究部門の合同勉強会も始まり、互いの部署への理解が一段と深まりました。同じテーマに対して、部署の垣根を超えて一丸なって取り組めるところがクレハの強みです。

Schedule

※所属部署・内容は取材当時のものです。

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