大気汚染防止

クレハグループでは、生産拠点からの大気排出が環境や地域社会へ与えうる影響を十分に認識し、これを最小限にすることを重要課題のひとつとして継続的に取り組んでいます。
クレハの主力生産拠点であるいわき事業所は、当社からの大気排出量の大半を占めています。このいわき事業所では、大気汚染防止法と福島県条例(福島県生活環境の保全等に関する条例/大気汚染防止法に基づく排出基準及び水質汚濁防止法に基づく排水基準を定める条例)で定められた排出基準を遵守しています。
さらに、2022年2月にいわき市と公害防止協定を再締結し、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)およびばいじんなどの排出量について、より厳正な上限値を定めて、これらの値を十分に下回る運転を継続しています。

目標 / あるべき姿

  • 排気物質の適正管理とリスク低減に継続的に取り組む。

2022年度計画

  • 化学物質・臭気の排出抑制対策設備の維持管理と安定運転

2022年度報告・成果

  • SOx排出量4トン、NOx排出量413トン、ばいじん排出量5トン
  • PRTR 制度対象物質;排出量30トン、移動量487トン
  • 臭気苦情 2件、騒音苦情 1件

いわき市との公害防止協定に基づくばい煙発生施設の測定結果情報