当社が継続して取り組んでいる重点課題は「無事故操業、省電力、非リサイクル産廃量の削減」です。2022年度も引き続き、無事故操業を継続しています。省電力は前年比98%の微減となりましたが、非リサイクル産廃量の削減方法については模索を続けているところです。

また保安防災については、初めてクレハ安全衛生部保安課との合同防災訓練に取り組みました。巨大地震後の火災発生を想定して、初期消火や通報連絡、負傷者救護のための救急車要請の連絡など一連の訓練を実施したほか、初めてとなる炭酸ガス消火器操作も体験することができました。

2022年4月からは、労働安全衛生法の改正が施行されています。リスクアセスメント対象物質が大幅に増加しましたが、アセスメント調査はほぼ終了し、現場への情報発信とともに対応を行っています。法規制変更の趣旨を理解し、無事故の継続という最も重要な目標の実現に向けて、今後も取り組んでいきます。

会社情報の詳細とパフォーマンスデータは、データ集に記載しています。