リスクコミュニケーション

地域社会とのエンゲージメント

目標 / あるべき姿

  • 地域社会との共生と継続的なリスクコミュニケーションを通じ、社会から信頼される事業所となる。

2022年度計画

【コミュニケーション】

  • 地域団体などとの関係・連携の強化

2022年度報告・成果

【コミュニケーション】

  • CSR地域対話集会および玉里工業団地連絡協議会を書面開催し、関係・連携の継続。地区協議会・自治会・地域団体との協力・連携を推進(一部、コロナで中止)

地域社会との共生に向けて - CSR地域対話集会 -

クレハの主力工場であるいわき事業所では、当社グループのCSR活動を地域の皆様に報告し、意見交換の機会とする目的で、2003年度から毎年、「CSR地域対話集会」を開催しています。
初回は当社単独で実施しましたが、3回目以降は近隣のグループ会社も参加して実施しています。2019年度は11月15日に開催し、約100名の地域の皆様(行政機関、地域団体、地区役員、近隣企業の方々)に参加いただきました。グループ各社のブースも設置し、来場された皆様との交流を深めました。また、対話集会終了後には事業所見学も実施しました。
コロナ禍の状況を踏まえ、2020年度は説明資料などの送付による書面開催としましたが、2021年度からは書面開催とともに、個別訪問も行っています。2022年度は、11月30日~12月21日にわたって、地区団体24団体、行政関係11機関、地元新聞社3社、企業関係3社、グループ会社5社を訪問してクレハグループの活動について説明を行いました。

  • 第17回CSR地域対話集会(2019年度開催の様子)
    第17回CSR地域対話集会
    (2019年度開催の様子)
  • ブースでのグループ各社取り組み紹介(2019年度開催の様子)
    ブースでのグループ各社取り組み紹介
    (2019年度開催の様子)

いわき事業所視察・見学
(2020、2021、2022年度は、コロナ禍で開催を見合わせました。)

いわき事業所では、当社の生産現場を理解していただくため、近隣の皆様の視察も積極的に受け入れています。また、従業員家族を対象とした見学会「ツアークレハ」を開催しています。

  • ツアークレハ(2018年度実施の様子)
    ツアークレハ(2018年度実施の様子)
  • ツアークレハ(2019年度実施の様子)
    ツアークレハ(2019年度実施の様子)

災害時の物資供給支援、新型コロナウイルス感染症対策への支援

茨城県小美玉市との協定締結

小美玉市と樹脂加工事業所は、2017年10月に「災害時における生活必需物資の供給協力等に関する協定」を締結しています。地域で地震などの大規模災害が発生した場合に、市の要請に応じて、「NEWクレラップ」などクレハの商品を提供し、市民生活の早期安定と復興を支援します。

福島県との協定締結

また、福島県といわき事業所においても、2018年2月に「災害時における物資の調達に関する協定書」を締結しています。この協定は、大規模災害もしくは武力攻撃災害などが発生した場合に、物資調達の要請および供給を迅速かつ円滑に行うことを目的としており、「NEWクレラップ」など当社の商品を供給することで、早期の生活安定と復興支援を図ります。

いわき市の新型コロナウイルス感染症対策への支援

2022年5月10日~6月3日の平日の午後に、クレハグループの呉羽総合病院と協働で、3回目の新型コロナワクチン職域接種を実施しました。いわき事業所内の事務所多目的ホールに接種会場を設け、希望のあったクレハグループ従業員およびご家族993名へのコロナワクチン接種を無事に終了することができました。4回目の職域接種については、大規模接種会場や各医療機関の接種開始日から1カ月以上の遅れがあることなどから、接種希望者が大幅に減ることが予測されたため実施を見送りました。