ワーク・ライフ・バランスの推進

クレハは、やりがいや充実感を得ながら柔軟で生産性の高い働き方や、ライフステージに応じた多様な生き方を選択・実現できるよう、さまざまな施策を企画・実施しています。従業員一人ひとりを尊重し、挑戦・成長を後押しする組織風土を醸成するとともに、従業員が仕事と家庭生活との調和を保ちながら活き活きと働けるよう、フレックスタイム制度、在宅勤務制度、半日単位・時間単位の年次有給休暇制度や子育て・介護などを支援する各種制度を導入しています。

主な制度概要

目標 / あるべき姿

  • 従業員が仕事と生活の調和を保ちながら活き活きと働いている。

2022年度計画

  • ワーク・ライフ・バランス推進施策の実施

2022年度報告・成果

【働き方】

  • 各事業所の働き方改革推進メンバーが中心となり、働きやすさ・働きがいの向上に向けた施策の策定と実施
  • 生産性およびワーク・ライフ・バランスの向上などを目的に、在宅勤務制度を恒久的な制度として導入。導入後に実施した従業員アンケートでは、9割以上が「ワーク・ライフ・バランスが向上した」と回答
  • 現場の意見を踏まえ、より柔軟な働き方の実現を図るためフレックス制度を見直し、コアタイムを短縮

【コロナ禍】

  • 新型コロナウイルス感染症への対応について、政府の指針などを踏まえ、基本的な感染防止対策の徹底や、フレックスタイム・在宅勤務の活用による出勤体制の見直しなどを行い、適切な対応を実施

【福利厚生】

  • 従業員の福利厚生制度(活き活きプラン)の利用者の増加を目的として、メニューの拡充などを実施

柔軟な働き方

働き方改革の推進

働き方改革として、成長・活き活き・チャレンジをコンセプトに、従業員一人ひとりの自律的な成長の支援、働きがい向上のための組織目標の自分ごと化、健康維持・増進を進めるとともに、働きやすい職場環境づくりとして、年次有給休暇取得率の向上、時間外勤務の削減に取り組んでいます。また、2022年7月より、生産性およびワーク・ライフ・バランスの向上に寄与する施策として、在宅勤務制度を恒久的に導入するとともに、2022年10月からはフレックスタイム制度のコアタイム短縮を実施しています。これからも新たな生活様式に対応した柔軟で生産性の高い働き方とワーク・ライフ・バランス向上を目指し、取り組んでいきます。

次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画

ワーク・ライフ・バランスの向上を図り働きやすい雇用環境の整備を進めるため、クレハは次のとおり行動計画を策定しています。

<計画期間>2020年4月1日 ~ 2025年3月31日 (5年間)

  • 目標1: 仕事と育児を両立する従業員と所属長に対し、産前産後休業、育児休業、育児休業給付、育児休業中の社会保険料免除など、制度の周知や情報提供を行う。
  • 目標2: 全ての雇用管理区分、性別において、年次有給休暇の付与日数に対して、取得率を70%以上とする。

育児・介護関連

クレハは、従業員がその能力を十分に発揮できる環境づくりに取り組むとともに、育児・介護休業、短時間勤務、育児・看護・介護休暇など、育児や介護の状況に応じて男女ともに利用しやすい制度を整えています。

仕事と介護の両立支援

クレハでは2018年度から、40歳以上の社員を対象とした「仕事と介護の両立支援セミナー」を実施しています。あらかじめ介護に関する予備知識を得ることで、介護に向き合うための選択肢を広げることを目指しています。セミナーは介護支援専門員である外部講師によるわかりやすい内容で構成されており、参加者との対話を交えながら、理解を深めています。