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「クレハの挑戦」をやり抜く

「クレハの挑戦」をやり抜く

代表取締役社長小林 豊

クレハのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
また、新型コロナウイルス感染症に罹患された方ならびにご家族の方に心よりお見舞い申しあげるとともに、感染症の予防と治療に従事されている方々、さまざまな場所で社会を支えてくださっている方々に心より敬意と感謝の意を表します。

2020年、わが国を含む世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、期初から内外経済が下振れする厳しい状況が急速に拡大しました。下期からは、感染拡大の防止策が講じられ持ち直しの動きがみられたものの、先行きの不透明な状況が続きました。
このような状況のなか、当社は、従業員等の安全な労働環境を確保し感染予防と感染リスク低減に努めつつ安定的に事業活動を継続し、新型コロナウイルス感染症による生産・販売体制への影響は軽微でした。売上収益は、フッ化ビニリデン樹脂の売上拡大や環境事業の拡大により、前期比1.5%増の1,445億75百万円となりました。営業利益は前期の不動産売却益等がなくなり、前期比4.3%減の172億63百万円、税引前利益は前期比1.1%減の177億48百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前年同期比1.6%減の134億93百万円となりました。
当期期末配当金は、当初の予想通り1株につき85円とさせていただきました。

当社は、「『技術立社』企業として、スペシャリティ・ケミカル分野において差別化された製品を開発し、社会に貢献し続ける高付加価値型企業となること」を目指し、中期経営計画「Kureha’s Challenge 2020」(以下、KC2020)に取り組んでまいりました。しかしKC2020で掲げた経営目標は、“フッ化ビニリデン事業の更なる拡大”を除いて、未だ道半ばにあると認識しており、KC2020を2年間延長し、中期経営計画「Kureha’s Challenge 2022」(以下、“中計ストレッチFinal stage”)を策定しました。
中計ストレッチFinal stageでは、“高機能製品事業の拡大”、“既存事業の最適化”、“新規事業探索と育成”、“経営基盤の強化”を経営目標として掲げ、「やり抜く」姿勢(企業風土)を定着させるとともに、将来に向けて持続的な成長を果たすための具体的目標とアクションプランを策定します。また差別化された製品と技術により、カーボンニュートラルへの取り組みなど社会課題の解決に貢献する新たな事業の育成にも取り組みます。

当社は、これからも「技術立社」企業としての存在感を高め、新たな価値を創出し社会に貢献し続ける高付加価値型企業となることを目指してまいります。

株主および投資家の皆様には、今後ともご支援・ご理解を賜りますよう、お願い申しあげます。

代表取締役社長 小林 豊