ニュースリリース

2013年09月17日

第5回「ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞を受賞

株式会社クレハ(本社:東京都中央区、社長:小林 豊)は、第5回「ものづくり日本大賞」において、“環境負荷低減を実現する高機能型生分解性樹脂ポリグリコール酸(PGA)の開発”で、「経済産業大臣賞」(製品・技術開発部門)を受賞しました。
「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携して2005年より隔年開催しており、今年で5回目を迎えます。

<受賞件名>
環境負荷低減を実現する高機能型生分解性樹脂ポリグリコール酸(PGA)の開発

<概 要>
生分解性に加えて、耐熱性と既存樹脂の中でもトップクラスの機械強度とガスバリア性を有するポリグリコール酸(PGA)の量産に世界で初めて成功しました。
高機能かつ生分解性の高分子量PGAを安価に安定供給できる世界唯一のサプライヤーとして顧客と一緒に用途開発に取組み、シェールガスの掘削材料として採用されたほか、包装材料や医療用途での活用も始まっています。

今回の受賞では、
① 溶媒の工夫などの独自合成技術により、新素材の量産化に長期間かけて成功したこと。
② 強度と生分解性という相反する特性を生かし、シェールガス掘削への活用が始まっていること。
③ 新たな用途開発、更なる生産コストの低減、我が国の生産拠点を含めた戦略的バリューチェーンの構築が期待されること。
が評価されています。

今後、高分子量PGAが安定的に市場に供給されていくことにより、高機能型生分解性樹脂の新しい応用分野の開発が促進され、社会と技術の発展に貢献していくことが期待されています。