ニュースリリース

2011年04月20日

いわき事業所の稼動再開の見通し(変更)について

このたびの東日本大震災において被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
本日時点における地震による影響と対応についてお知らせいたします。お客様、お取引先様、近隣の住民の方々ならびに関係各位には、たいへんご心配とご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

当社いわき事業所(福島県いわき市)におきましては東日本大震災により設備の一部に被害が発生し、3月31日付け『東北地方太平洋沖地震による影響について』にてお知らせしたとおり、4月下旬の稼動再開に向けて設備の点検および修繕をすすめておりました。
しかしながら、4月11日に発生したいわき市南部を震源とするマグニチュード7.0(いわき市:震度6弱)の余震、および翌12日に同地で発生したマグニチュード6.3(同、震度6弱)の余震により、震源から約10kmの距離に位置するいわき事業所の設備の一部に再度被害が発生しました。
引続き点検および修繕を鋭意すすめてまいりましたが、稼動再開の時期について見直しをせざるを得ないと判断し、現時点における稼動再開のスケジュールについて、下記のとおり変更することをお知らせいたします。
なお、設備の点検および修繕の進捗や、原燃料の受け入れ状況、大規模な余震の発生、福島原発の動向等の外部要因により、変更が生じる可能性があることにつきましては、ご了承下さいますようお願いいたします。


【いわき事業所(福島県いわき市)】

1.自家発電について~当社事業のベースとなる電解事業には電力の確保が、また、いわき事業所各種製品の製造には電力および蒸気がそれぞれ必要なことから、これらを主に自家発電により供給しています。現時点で、自家発電設備の稼動再開は、5月初旬(4月下旬から変更)を予定しており、これにあわせて、無機・有機薬品、PPS樹脂などの高機能樹脂、食品包装フィルム用原料などの製造設備の稼動を、在庫状況も考慮のうえ、順次再開してまいります。

2.医薬品について~慢性腎不全用剤『クレメジン』の包装工場については、すでに稼動を再開しております。

3.炭素製品について~炭素繊維『クレカ』の稼動再開は、4月下旬(4月中旬から変更)を予定しております。また、電池用負極材『カーボトロンP』は、すでに稼動を再開しております。

4.電池材料について~主にリチウムイオン2次電池の接着剤として使用される高機能樹脂『KFポリマー』の稼動再開は、5月初旬(4月下旬から変更)を予定しております。当接着剤の一部グレードについては、すでに稼動を再開しております。


以上により、在庫の状況を踏まえた今後の納入スケジュールにつきましては、お客様とご相談の上、対応させていただきます。

当社は、今後とも稼動再開に向けた設備の復旧ならびに地域の復興に全力を尽くしてまいりますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。