Recruiting 2019 KUREHA

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小市 孔大

小市 孔大Kohta Koichi

部署
KUREHA AMERICA INC.
出身学部
生産工学研究科
応用分子化学専攻

01

学生時代に取り組んだことは?

研究、部活、趣味など何でも全力でやっていましたね。とくに卒業研究では、新規かつ米国大学との共同研究だったので、知見も少なく実験装置の組み立てから苦労した覚えがあります。コツコツ実験を積み重ねることで卒業間際に成果に繋がったことが印象深いです。また、趣味の海外旅行では、10か国程度旅行しました。異国の地を自分の足で歩き、人と関わり、文化・風習を肌で感じたことが懐かしく、楽しい思い出です。旅行経験を通じて、どんな環境にも溶け込んで楽しめる能力を養うことができたと感じています。

02

クレハに入社した"決め手"は?

①企業として更に成長するポテンシャルを持っているか、②海外展開に積極的でグローバルな会社か、③化学素材で世の中を豊かにする仕事ができるか、の3点を重視して就職活動をしました。当社はこの条件を満たす会社だと考えました。また、採用プロセスを経ていく段階で、人物を良く見て頂いているという印象を強く受けたことも決め手の一つです。最後は「この会社で働いてみたい!」と思えるかどうか、恋愛と似ていて相性も大切だと思います。

03

現在の仕事内容はどんなことですか?

米国ノースカロライナ州のFortron Industriesで、PPS樹脂の生産技術支援を行っています。本プラントにおいて生産性向上と品質安定化に取り組むとともに、日常のトラブル対応を担当しています。現状よりも安全、安定で高効率な製造プラントに改良するため、現地のエンジニアと運転条件やプロセスの改良も行っています。日本人の技術者は私一人なので、絵や図面などを用いて円滑なコミュニケーションが取れるように工夫しています。

04

業務を通して成長を感じたことは?

ある工程が律速となり、プラント全体として理論上可能な生産能力を発揮できない問題がありました。この問題の原因を解明するため、小スケールの実験装置や可視化実験装置を作り基礎実験を繰り返したところ、思いもよらない現象が生じていることが判り、商業設備を用いた試行で目標値の約1.5倍まで生産能力を高められることを実証しました。単純なことですが、仮説・検証を繰り返し、一つの仕事を責任を持ってやり遂げることで、成長できたと思います。

05

今後、クレハで実現したいこと、挑戦したいことは?

これまでは、既存設備のプロセス開発、トラブル対応などの技術支援が主な仕事だったので、新規の海外工場建設プロジェクトに挑戦したいです。計画段階から基本設計、詳細設計、プラント建設、試運転、商業生産、技術指導へと一連の流れを実際に経験してみたいです。海外で仕事をする際は、必ずしも日本の常識が世界の常識ではない場合もあるので、どんな環境でも現地の文化風習を理解して柔軟にコミュニケーションを図り、仕事を遂行できるタフな技術者を目指しています。

06

あなただけが知るクレハ自慢は?

風通しの良い人間関係が最大の魅力です。私は社内の草野球チームに所属していますが、新入社員から幹部社員まで幅広い世代の方が所属しており、定期的に開催される飲み会も大変盛り上がります。皆さん仕事とプライベートの切り替えが上手で、人生そのものを満喫している印象を受けます。また、入社時には、同期内で数班に分かれて1日30km×4日間で計120kmを付添いの先輩社員とともに歩き、皆で協力しながら完歩の達成感を味わう「協歩訓練」も、クレハならではの研修で思い出に残ります。

Schedule

※所属部署・内容は取材当時のものです。

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