クレハの研究開発

研究開発トップメッセージ

取締役常務執行役員 研究開発本部長 佐藤 通浩

世界にはSDGsに代表される社会課題が数多く残されています。当社では今まで特に関わりが深かった「環境」「エネルギー」「ライフサイエンス」「電子」「モビリティ」分野にまだまだ課題があると認識しています。当社の研究開発では、企業理念である「価値ある商品を創出して、社会の発展に貢献する」ことを通じて、さまざまな社会課題の解決を目指し続けています。

この実現に向けた中期経営計画「Kureha’s Challenge 2020」においては、研究開発を一層強化するべく、既存事業の研究において徹底した差別化を図ることはもちろん、新規事業の国内外における探索も重点施策として掲げています。

その源泉となるのは「技術立社」企業として培った「有機合成」「高分子」「炭素制御」「評価」「プロセスエンジニアリング」というコア技術を生かした研究です。これらを生かしつつ、また市場課題やニーズによっては新たな分野にも積極的に挑戦して、商品の開発を目指しています。

中期経営計画の具体的な取り組みとして、多くの有望な種を見つけるべく、国内外を問わず大学、研究機関、先進顧客との共同開発を進めます。また研究開発環境の充実についても取り組んでいます。分析機器や、さまざまなスケールの実験設備をそろえ、開発品がいち早く世の中に出るために必要な体制を整えています。

最も重要である研究者へのフォローにも力を入れています。研究部門に留まらず、製造や営業の現場を経験できる制度や、海外留学や博士号取得支援など専門性を高める施策も運用しています。

当社の歴史は創業以来、独自技術にこだわった開発を続けてきました。それが今日もクレハの開発精神として根ざしています。研究者一人ひとりが「どこにも無ければ、創ればいい」という信念を持ち開発し続けたことが、今のクレハを支えています。これからも、一人ひとりの研究者は、旺盛な「好奇心」を持って外に飛び出し、お客様とコンタクトし、自ら真の課題やニーズを収集し、他社に先駆けてその解決策を開発・提供して、社会の発展に貢献し続けていきます。

取締役常務執行役員 研究開発本部長
佐藤 通浩