セグメント情報
2023年 3月期 各セグメントの営業概況についてご説明します。
機能製品事業
機能樹脂分野

機能樹脂分野では、リチウムイオン二次電池用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂、シェールオイル・ガス掘削用途向けのPGA(ポリグリコール酸)樹脂加工品、PPS樹脂、その他の樹脂加工品等の売上げが増加したことから、この分野での売上げは増加しましたが、原燃料価格高騰の影響等もあり、営業利益は減少しました。
炭素製品分野

炭素製品分野では、高温炉用断熱材および自動車部品用摺動材向けの炭素繊維の売上げが増加し、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。
化学製品事業
医薬・農薬分野

農薬・医薬分野では、農業・園芸用殺菌剤の売上げは増加し、この分野での売上げは増加しましたが、慢性腎不全用剤「クレメジン」の売上げが減少したこと等により、営業利益は減少しました。
工業薬品分野

工業薬品分野では、無機および有機薬品類の売上げが増加し、前年同期の営業損失から営業利益となりました。
樹脂製品事業
コンシューマー・グッズ分野

コンシューマー・グッズ分野では、フッ化ビニリデン釣糸「シーガー」の売上げが増加しましたが、家庭用ラップ「NEWクレラップ」の売上げが減少したことおよび原燃料価格高騰の影響により、この分野での売上げ、営業利益はともに減少しました。
業務用食品包装材分野

業務用食品包装材分野では、塩化ビニリデンフィルムの売上げが増加し、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。
建設関連事業とその他関連事業
建設関連

建設事業では、民間工事の減少により、売上げ、営業利益はともに減少しました。
その他関連

環境事業では、売上げは前期並みでしたが、営業利益は減少しました。 運送事業では、売上げ、営業利益はともに減少しました。 病院事業では、売上げは前期並みでしたが、営業損失は増加しました。