熱膨張性マイクロカプセルクレハマイクロスフェアー
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クレハマイクロスフェアーの形状を教えてください。
固形分約70~80%のウェットタイプ(ウェットケーキ)、固形分約95%以上のドライタイプ(粉体)、マスターバッチ(ペレット)の3種類を用意しております。
グレードによってご提供できる形状が異なりますので、詳しくはお問合せフォームよりお問い合わせください。 -
それぞれの形状の特徴を教えてください。
ウェットタイプは、水分率が高く、粉立ちしにくいこと、また、成形工程において、水分を含んだ製品と分散させる際に加工しやすい点が特徴です。
ドライタイプは、成形工程において水分がない方が好ましい場合(パウダーブレンドやコンパウンド等)に適しています。
マスターバッチは、エンプラ・エラストマーを使用した射出・押出成形などにおいて、粉体よりも分散性が良く、粉立ちも抑えられるため、取扱いしやすい点が特徴です。 -
取扱いに関して、注意すべき点はありますか?
ドライタイプをご使用の場合は、粉塵の発生に注意し、作業環境にご配慮ください。
熱を伴う成形時には、揮発成分や分解物が発生しますので、換気の良い場所にてお取扱いください。
ご使用に際しては、当社の製品安全データシート(SDS)を必ずお読み下さい。
SDSのご依頼は、お問合せフォームよりお問い合わせください。 -
成形加工する際に、特殊な設備は必要ですか?
一般的な射出成形機、押出成形機で加工が可能です。
射出成形を行う場合は、樹脂垂れ防止のため、シャットオフノズルの使用を推奨させていただいております。
成形例については、Sシリーズのページをご参照ください。 -
熱可塑性樹脂を加工する際のグレードの選び方、注意点について教えてください。
基本的には、基材樹脂の成形温度に合わせてグレードをお選びください。
成形温度が190℃以上の場合はSグレードを、190℃以下の場合はHグレードを推奨しております。
詳しくは主要グレード紹介をご参考ください。 -
熱硬化性樹脂を加工する際のグレードの選び方、注意点について教えてください。
発泡させたい工程の成形温度をご確認いただき、グレードをお選びください。
また、樹脂が硬化した後では発泡できないため、架橋(加硫)反応が進行する前に発泡させてください。 -
発泡済み品はありますか?
発泡済み品はございません。未発泡品でのご提供となります。
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医療・食品用途での使用はできますか?
人体に直接接する医療用途には、原則として使用をお断りしています。
血液、体液、あるいは食品を扱う用途につきましては、個々の製品の安全性と法規制をお客様の開発段階でご確認ください。
その他のご質問やサンプルのご要望に関しては、お問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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