熱膨張性マイクロカプセルクレハマイクロスフェアー

H1100-S

  • H1100-Sは、発泡開始温度以下の温度で加熱されると、発泡挙動が低温側にシフトする特徴があります(熱処理効果)。
  • この特徴は、2回以上の熱履歴を受けるプロセスに有効で、1段階目では発泡させず、2段階目で発泡させたい場合等に適しています。
  • 熱処理条件としては、150~170℃にて2~5分の加熱が目安になります (押出機などの成型機ではシリンダーを通過することで熱処理が可能です)。
  • 熱処理前のH1100-Sは、発泡倍率が低いため、熱処理を行った後にご使用ください。
粒子径
(μm)
発泡後の粒子径
(μm)
発泡倍率 発泡開始温度
(℃)
最大発泡温度
(℃)
熱処理前 40-55 - - 170-225 -
熱処理後 145-210 45-70 145-160 175-195

H1100-S熱機械分析測定結果

H1100-Sの使用例

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