化学物質管理

化学物質は私たちの生活を豊かにし、また、便利で快適な毎日の生活を維持するうえで欠かせないものとなっており、日常生活や事業活動において多くの化学物質が利用されています。一方で、化学物質の中には環境や人の健康に悪影響を及ぼすおそれがあるものも存在します。そうした悪影響をできるだけ小さくするために、化学物質管理に関する国際的な目標や戦略が策定され、それをベースに世界各国において化学物質法規制の整備が進められています。そしてそれは2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)へも反映されています。
当社は、国内外の化学物質規制を遵守して、製品を管理しています。また、製品が含有する化学物質の有害性などの情報を適切に収集し、国内外のお客様へ安全データシート(SDS)・ラベルにより適切な情報提供を行うとともに、お客様からの製品含有化学物質に関する調査にも適切に対応しています。さらに、必要に応じてそれらの情報を社内外に発信しています。

国内対応

当社は、原料の入手・製品の製造・出荷までの一連の過程にわたって国内の法規制を遵守しています。また、製造における環境負荷の現状を国・県・地域の皆様に情報発信するなど、法に基づいた積極的な情報開示も推進しています。その他、品質および環境・労働安全衛生のマネジメントシステムを導入し、PDCAサイクルにより化学物質管理水準の向上にも努めています。

海外対応

当社は、グローバルに事業活動を展開しています。海外での化学品の登録制度は、欧州REACHをさきがけに、各国で整備が進んでいます。各国独自の制度・事情などにより複雑な状況となっていますが、当社のグローバル展開を下支えするため調査を実施し、輸出対象国への登録などを着実に実施しています。また、輸出時にも国際標準と各国規制の遵守に努めています。

KUREHA RC TOPICS

化学品関連法規制説明会を実施

「化学物質に関わる法規制を知ろう」

当社では製品ライフサイクルを通じて化学物質の法規制に適切に対応するために、各ステージに携わる関連部署への教育に取り組んでいます。2019年度は、営業・間接部門を対象とした「化学品関連法規制説明会~化学物質管理の基礎~」を開催しました。2020年度も、営業部門を対象とした海外化学品法規制説明会、研究部門を対象とした新規化学物質を市場に出すまでに関連する化学物質法規制説明会をWeb会議システムも併用しながら開催しました。化学メーカーとして全従業員の法理解とコンプライアンス意識向上に努め、今後も継続的に法規制関係の教育、情報共有を図っていきます。

2019年度の様子
2019年度の様子