RC活動
SASB RT-CH-530a.1
化学物質を扱うクレハグループでは、製品の開発から原材料、製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄、リサイクルにいたるすべてのライフサイクルにわたって、自主的に環境の保全を図り、人々の安全・健康を守るとともに、その成果を公表し、社会との対話・コミュニケーションを積極的に行うレスポンシブル・ケア(RC)活動を、サステナビリティ活動の柱のひとつとして推進しています。
クレハは、日本レスポンシブル・ケア協議会(現 一般社団法人日本化学工業協会 レスポンシブル・ケア委員会)にその創設時から参加し、RC活動の実施を1995年4月に宣言するとともに、RC方針を定めてこれまで活動を推進してきました。
レスポンシブル・ケア世界憲章に署名し、RC活動の国際協調と推進を表明(クレハ)
レスポンシブル・ケア(RC)は、63の国・地域の化学企業が実践している世界的な取組みです。世界のRC活動の普及と促進のため、活動の指導原理となるRC世界憲章は、国際化学工業協会協議会(ICCA)によって制定され、2006年に初めて発表されました。グローバルに事業展開を行う化学企業はこれに署名し、この憲章を実践することが求められています。RC世界憲章は、その後、重点活動の変遷を受け、2014年に改訂されました。クレハは2014年9月に代表取締役社長名で改訂RC世界憲章に署名し、国際的に協調してRC活動を進めていくことを表明しています。
方針
GRI 2-23
レスポンシブル・ケア実施宣言
レスポンシブル・ケア実施宣言
当社および当社グループ各社は、地球環境の保全、人の安全と健康の確保は企業活動の根幹と考え、企業の社会的責任であるとの認識の下に、レスポンシブル・ケアの実施を宣言します。当社および当社のグループ各社は、次の「レスポンシブル・ケア方針」の下に、実施計画を策定し実行していきます。この方針は、当社および当社のグループ各社の全てに共通に適用されるものです。
1995年4月20日(2002年7月1日(一部改訂)、
2005年10月1日(一部改訂))
レスポンシブル・ケア方針
レスポンシブル・ケア方針
-
国際規則や法令を守ります
私達は、保安防災、労働安全衛生、製品安全および地域生活環境を含む全地球的な環境の保全について、国際規則や国内の法令を守るとともに、日本化学工業協会が推進するレスポンシブル・ケア活動に積極的に参画します。 -
地球環境に配慮し、安全な操業をします
私達は、事業活動において地球環境の保全に配慮し、操業においては従業員や市民の安全と健康を守り、事故、災害、公害を起こさないよう努力します。 -
安全な製品を社会に提供します
私達は、社会の要求を素早く的確に把握し、製品作りに生かし、お客様が安心して使用でき、信頼していただける製品とサービスを提供していきます。
また、私達は、製品の研究・開発から生産・販売を経て廃棄に至るまでの全ライフサイクルにわたり、安全性、信頼性、環境への影響について配慮した製品とサービスを社会に提供します。 -
環境・安全の情報を管理し、役立てます
私達は、製品の正しい取り扱いや処理方法、環境、保安、防災に関する適切な情報を集中管理し、消費者、ユーザーおよび製品納入に関連する企業等に提供します。 -
社会とのより良い関係を築きます
私達は、行政当局や市民の関心に留意し、環境・安全情報を提供して社会に対して正確な広報活動を行い、また、市民社会の活動へも市民として積極的に参加し、社会とのより良い関係の維持と構築に努めます。
制定1995年4月20日
一部改訂 2002年7月1日
一部改訂2005年10月1日
株式会社クレハ
マネジメント体制
GRI 2-24, GRI 403-1
マネジメント体制(クレハ)
当社のRC活動は、環境保全、保安防災、労働安全衛生、製品安全・品質保証、物流安全、エネルギー管理および地域との共生の7項目をひとつのRCマネジメントシステムとし、活動項目ごとにそれぞれ統括部門が中心となり推進しています。
■ RC活動の推進(クレハ、グループ会社)
RC活動を推進するため、統括部門は、年度ごとに計画を策定して活動を推進し、経営層による活動実績のレビューを受け、その結果を次年度の活動計画に反映させるなど、PDCA(Plan/計画、Do/実行、Check/評価、Act/改善)サイクルを回しながらRC活動の継続的改善を図っています。環境マネジメントシステム(ISO 14001)、品質マネジメントシステム(ISO 9001)、労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001)について外部認証を取得*したり、同等のマネジメントシステムを運用したりして、活動の維持・向上を図っています。
さらに、国内グループについては、RCの実施を宣言した国内グループ各社で構成されるレスポンシブル・ケア部会を設置し、国内グループ全体のRC活動の目標・計画・実績および課題を共有し、議論を重ねながらグループとしての活動を推進しています。
- * 認証取得部門、認証範囲は弊社までお問い合わせください。
マネジメントシステム監査(クレハ)
GRI 3-3
RCマネジメントシステムの経営層によるレビュー結果、各ISOマネジメントシステムの外部審査の結果などは、リスクマネジメント委員会に報告され、委員会では対応が必要となる重要な案件について、その対応方法、実施体制などを審議しています。
グローバルに規制強化が進んでいる環境管理に関して、経営層および従業員への環境法規制教育を定期的に実施して法的要求事項の周知徹底を図るとともに、マネジメントシステム監査を利用した課題抽出、およびその課題解決へ向けた継続的な活動を推進しています。