社会活動
GRI 413-1
クレハグループは、化学関連企業として各地に生産拠点を有し生産活動を行っています。その拠点の地域の環境保全はもちろんのこと、経済、文化、教育をはじめさまざまな貢献活動を通じて、地域社会とともに発展していきたいと考えています。
当社グループは、「クレハグループ企業行動憲章」に「私達は、良き企業市民として、地域社会を尊重し、その発展に積極的に貢献します。」を掲げ、主要生産拠点を中心に、地域の皆様、グループ会社、従業員が互いに良好なコミュニケーションをとりながら、社会から信頼され、地域社会の発展に貢献できるようさまざまな活動に取り組んでいます。
方針
当社グループは、レスポンシブル・ケア方針に以下を掲げ、「地域社会の尊重と発展への貢献」に取り組んでいます。
- 社会とのより良い関係を築きます
私達は、行政当局や市民の関心に留意し、環境・安全情報を提供して社会に対して正確な広報活動を行い、また、市民社会の活動へも市民として積極的に参加し、社会とのより良い関係の維持と構築に努めます。
目標・実績
目標
地域との信頼関係の構築、情報公開と地域社会づくりへの貢献を目的とした、地域社会との対話、ボランティア活動、地域団体への協力
| 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| CSR地域対話集会 | 参加者数 | (書面開催) | (書面開催) | 約50名 | 約80名 | 58名 |
| ボランティア活動 | 実施回数 | ・献血3回 ・清掃5回 ・植栽15回 |
・献血4回 ・清掃5回 ・植栽15回 |
・献血3回 ・清掃5回 ・植栽15回 |
・献血3回 ・清掃5回 ・植栽16回 |
・献血3回 ・清掃5回 |
取組み
社団医療法人呉羽会
GRI 203-1
呉羽総合病院は1935年に昭和人絹(株)錦工場(現在のクレハいわき事業所)の付属診療所としてスタートしました。1951年からは従業員だけではなく地域の皆様にもご利用いただけるようになり、1972年に現在の社団医療法人呉羽会「呉羽総合病院」として独立しました。
現在は、「健康管理センター」、介護老人保健施設「ガーデニア」、「訪問看護ステーション」、「介護医療院」も開設し、いわき市南部の多機能型医療介護拠点として機能しています。
超高齢化社会を迎え、高齢者の外傷救急需要が高まっていることから、整形外科体制を発展させ認知症の程度に関わらず救急を可能な限り受け入れられるよう、より良い医療環境を整備し安心してくらし続けられる地域づくりを目指しています。2022年度から2025年度の4年間では、毎年1,300件以上の救急搬送を受け入れています。
さんしゃいんクレハ
2014年7月、いわき事業所内に特例子会社*として、株式会社さんしゃいんクレハを設立しました。設立当初から身体の障がい・知的な障がい・精神の障がいをもった従業員が、健常者とともにそれぞれの個性を活かしながら協力して業務を遂行しています。2024年7月には、設立10周年を迎えました。
地域の支援学校を対象に職場実習・職場体験の受け入れや、学校を訪問しての採用活動を行っています。採用後は長く働けるよう、会社・家庭・支援機関とのネットワークを組み、定期的な面談を実施しています。
- * 「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、障がい者の雇用の促進と安定を目的に設立された会社であり、一定の要件を満たす場合に当該子会社で雇用された障がい者を親会社の雇用率に算入することが認められています。
CSR地域対話集会
GRI 2-29, SASB RT-CH-210a.1
いわき事業所では、当社グループのCSR活動を地域の皆様に報告し、意見交換の機会とする目的で、2003年度から毎年、「CSR地域対話集会」を開催しています。
地域の皆様(行政機関、地域団体、地区役員、近隣企業の方々)に参加いただくとともに、グループ各社のブースも設置し、来場された皆様との交流を深めています。また、対話集会終了後には事業所見学も実施しています。
事業所視察・見学
いわき事業所ならびに樹脂加工事業所では、当社の生産現場を理解していただくため、近隣の皆様の視察も積極的に受け入れています。また、従業員家族を対象とした見学会「ツアークレハ」も開催しています。
次世代教育支援
- 近隣の中学生、高校生や高専生を対象に、化学工場内の設備や仕事を学ぶ見学会を実施(いわき事業所)
- 1999年から近隣小学校の6年生を対象とした「理科授業支援活動」を実施。コロナ禍のため実施を中止していたが、2024年度から再開(いわき事業所)
- 地域の中学生、高校生や高専生を対象に就業体験やキャリア教育の機会として、職場体験、インターンシップの受け入れ(いわき事業所、樹脂加工事業所)
- 近隣の看護専門学生の「労働者に対する保健活動」授業の一環として、従業員の働き方や健康増進のための環境づくりの実例などを学ぶ機会を提供(樹脂加工事業所柏原地区)
スポーツ・文化交流
- 地域との共生・貢献・ふれあいなどを目的に、地域自治会の行事などに参加して、地域の皆様と交流を深めています。
- 2026年3月にサッカーJ2のいわきFCとオフィシャルチームビルディングパートナー契約を締結しました。2026シーズンより、当社が運営する「クレラップ スポーツパーク(旧 クレハ総合グラウンド)」内の天然芝サッカーフィールドをプロ仕様に改修し、トップチームのトレーニング拠点の一つとして利用いただいています。このパートナーシップを通じて、いわきFCが掲げる『ひとづくり・まちづくり』と、クレハグループの『地域社会の尊重と発展への貢献』という姿勢を結び、地域の未来を共に育てていきます。
ボランティア・寄付活動
- 献血活動(いわき事業所)
- 近隣の環境美化・保全活動
- 従業員からの提案で、キャップを集めて地球にやさしく、世界の子供たちへのワクチン支援活動を推進(いわき事業所、樹脂加工事業所柏原地区)
- 「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」という従業員からの提案で、近隣小学校のベルマーク運動を支援、インクカートリッジでも同様に支援(いわき事業所)
- 近隣小学校の「公害を生み出さない人づくり」「空き缶散乱公害をなくす」「奉仕の心の育成と資源の利用」を目指す福祉の学習をプルタブ回収で支援(いわき事業所)
- ベルマーク運動への協賛
- 寄付活動(日本対がん協会 ピンクリボン(ほほえみ基金)、日本化学工業協会 化学人材育成プログラム協議会への寄付金ほか)
災害時の物資供給支援
- 「災害時における生活必需物資の供給協力等に関する協定」の締結(2017年10月、小美玉市と樹脂加工事業所)
- 「災害時における物資の調達に関する協定書」の締結(2018年2月、福島県といわき事業所)
- 「災害時における物資の調達に関する協定書」の締結(2023年8月、丹波市と樹脂加工事業所)