マテリアリティ

クレハグループは、独自の技術力や強みを活かして、社会課題の解決に取り組み、社会の発展に貢献するとともに企業価値の向上を目指しています。
CSR(企業の社会的責任)の取り組みを企業価値の維持・向上へと結びつけるシステムづくりを進めるため、2016年度に当社グループとして優先的に取り組むべき重要課題を特定し、PDCAを回してきました。
2023年度に、新たな中長期経営計画「未来創造への挑戦」をスタートさせるにあたり、当社グループの継続的な経済価値の向上と社会課題解決への貢献のために、特に注力すべき重要課題を「マテリアリティ」として特定し、中長期経営計画に落とし込みました。また、クレハグループが取り組むべき、環境・社会・ガバナンス課題を「サステナビリティ課題」として再整理し、経営方針・中長期経営計画と一体化したマネジメントでサステナビリティ経営を進めています。

マテリアリティとサステナビリティ課題

マテリアリティ

マテリアリティ

サステナビリティ課題

サステナビリティ課題

マテリアリティ特定のステップ

「マテリアリティ」および「サステナビリティ課題」特定のステップは以下の通りです。

ステップ1 課題の抽出

国際的なガイドライン、SDGs、ステークホルダーからの要請などを参考に課題を網羅的に抽出しました。
(当社の企業理念体系や方針類、ISO 26000、ステークホルダーとの対話)

ステップ2 課題を分類、整理

ステップ1で抽出した課題を整理し、それぞれの課題について、当社の事業活動のバリューチェーンとの関わり、影響するステークホルダーを検討しました。

ステップ3 2030年時点のありたい姿の検討

経営層を中心に、2030年に向けた当社グループの中長期経営計画の策定にあたり、2030年時点の社会像および当社グループのありたい姿を検討しました。

ステップ4 マテリアリティの特定、承認

2030年時点の社会像および当社のありたい姿からバックキャストして、特に当社グループの継続的な経済価値の向上と社会課題解決への貢献のために注力すべき経営上の重要な課題である「マテリアリティ」をサステナビリティ委員会にて特定し、取締役会にて承認しました。
また、当社グループが環境や社会に与える影響に対して取り組むべき課題を「サステナビリティ課題」として再整理し、サステナビリティ推進委員会にて承認しました。
マテリアリティを含むサステナビリティの推進体制は、サステナビリティ活動のページで記載の通りです。